今日これを書いている時点で残り一週間となりました。
ここからは一日一日ごとに最後になる方が多くなります。
おかしな話ですが、自分自身がまだ来週も再来週もいるような気分でいます。
お別れの言葉のごとに実感が湧いてくることだと思います。
自分の体が二つあったらなあと切実に思います。
やはりここにずっといたいという気持ちが強いですね。
これからも来ていただいている人たちと一緒に人生を過ごしていきたいと。
しかし、それは自分の我儘ですし、自分だけではなく周囲も変化していくことでしょう。
転勤などでこの地から離れていかれた患者さんも多数います。
寂しく思いますが、それが人の常でこの世の常だと思います。
変化しないものはない、今回は自分が変化する番が回ってきたというだけです。
八年間の月日の重みが気持ちが、この一週間で切り替えられるとは思っていません。
むしろ持っていきたいと思っています。
それに今生の別れでもないですし、縁というものが切れるわけではありません。
縁は円、一か所切れても一本のロープのように繋がっているものです。
どこかでまた輪として結ばれる日も来ることでしょう。
そう思い、残りの日々を感謝とともに過ごしていきたいと思います。
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